03 [先輩・後輩対談]先輩・後輩 それぞれの挑戦。
ライフ・デザイン事業部スポーツレジャー営業部に所属し、
24時間利用できる会員制フィットネスジム「エニタイムフィットネス」の新規店舗開発や運営・管理を担当している2人。
経験豊富な先輩と熱意溢れる後輩、それぞれの立場から仕事のやりがいや職場環境などについて語り合ってもらいました。
MEMBERMEMBER
Mikako Sambo ライフ・デザイン事業部
スポーツレジャー営業部 営業課
2008年入社

学生時代は体育学部でスポーツレジャーマネジメントを学び、ラクロス部に所属。東急レクリエーションに入社後は当時のスポーツ・レジャー事業部にて経理業務に携わった後、流行発信ショップ「ランキンランキン」店舗の運営・管理業務や事業創造本部での新規事業開発にも従事。2度の産休を挟んで2020年にライフ・デザイン事業部に配属、現在はエニタイムフィットネスの新規店舗開発の全般を担うとともに、各種契約の締結や社内稟議の起案なども担当。

Tomomi Imamura ライフ・デザイン事業部
スポーツレジャー営業部 営業課
2020年入社

中学生の頃からバスケットボールに熱中し、大学時代も体育会バスケットボール部へ。学業面では法学部で法律から政治思想、社会学などに幅広く触れた。就職活動ではエンターテイメント業界に的を絞り、「自分が考えたことで人を喜ばせたい」と東急レクリエーションに入社。2021年、本配属となったライフ・デザイン事業部でエニタイムフィットネスの新規店舗開発と運営・管理業務に携わっている他、各種契約業務や店舗開業前の宣伝・販促も担当。

コロナ禍でも前向きに

S 私が「エニタイムフィットネス」を担当するようになったのは2020年で、コロナ禍の真っ只中。全店舗が感染症拡大で営業もままならない状況だったけれど、会社としてはフィットネス事業の成長を見据えて新規出店を続ける方針を崩さなかったから、前向きに仕事に取り組めることがうれしかった。
I 私も2021年にスポーツレジャー営業部に配属されて「エニタイムフィットネス」の担当になった時、コロナ禍でも新規出店を進めていることに驚きました。でももっと驚いたのは、出店までのスピード感です。商圏分析や周辺住民のニーズ、生活動線などを事前に調べる物件調査には2カ月から半年、1年かかることもありますが、部署として出店計画を進めることが決まったら、そこから社内稟議を通すための資料を作ってプレゼンして、企画が通ったら物件のオーナーさんとの交渉や出店に向けた諸々の準備を進めて、とかなり急ピッチで事が運んでいったので、目まぐるしい日々でした。おかげで一気に仕事を覚えることができましたね。

若手のチャレンジを応援してくれる職場

S Iさんは配属後すぐ、オープン予定の店舗の宣伝を担当していたよね。
I そう、それも最初はビックリしました。ちょうど中目黒店(東京都目黒区)のオープン数カ月前で、当時の上長に「効果的な宣伝をまずは自分で考えて提案してみて」と言われたんです。「未経験の新人なのに」と最初は戸惑いもありましたが、先輩たちに教わって販促ツールの展示会に足を運んだり、セミナーに参加したり本を読んだりと、自分なりに勉強して宣伝戦略を考えるのはとても楽しかったですし、部としてこれまでやったことのなかった新たなweb広告にチャレンジさせてもらい、それがうまくいった時も感無量でした。
S 2店舗目のあざみ野店(神奈川県横浜市)も印象に残っているんじゃない?
I そうですね。「駅前の物件に駐車場は不要では」とも言われたのですが、「自家用車で移動する人が多い地域だから、駐車場はあった方がいい」という意見を取り入れてもらって近隣の駐車場と提携したり、早い段階から宣伝活動を展開したおかげもあって、オープン当初から想定を超える数の会員を集めることができました。担当者として「こういう理由でこうしてみたい」と根拠を示せば、先輩たちがそれを応援してくれるので、とても心強かったのを覚えています。
S 私がこれまで経験してきた部署でもそうだったけど、この会社では新人や若手に対して「1から10まで業務を手取り足取り教える」「簡単な雑務だけをやらせる」といったことはなくて、「まずは裁量を与えて挑戦させて、躓いたり悩んだりするようならフォローする」というのが基本的なスタンスだと思う。だから好奇心旺盛で熱意がある人にとっては、最高の環境じゃないかな。Iさんはまさにそうだよね。やりたいこともハッキリしているから、着実にチャレンジを重ねて成長していける。

コミュニケーションスキルを磨く

I そう言っていただけるとうれしいです。でも私たち後輩の側から見ると、頼りがいのある先輩が多いからこそ新しいことにチャレンジできるし、日々いろいろと学ばせてもらっているんです。Sさんはいつも明るく場の雰囲気を和ませながらも、「ここぞ」というところで上長に対しても鋭い指摘を投げかけたり、運営店舗のスタッフの方にもしっかりと伝えるべきことを伝えているのがすごいと思います。
S そう言われると照れるけど、そういえばIさんは最初の頃、既存店舗の運営・管理業務のなかで、自分と年齢やキャリアの違うスタッフとのやり取りで悩んでいたね。
I そうです。店舗には私より年上で経験豊富なスタッフの方がたくさんいます。そうした方へのリスペクトを大事にしつつも、間違っているところを指摘したり、自分の意見を言わねばならない。その伝え方や距離感をつかめずに苦労しました。同年代や年下に対しても、相手に寄り添いつつ馴れ合いにならないようけじめのある関係をどう築いていけばよいか、なかなかバランスの取り方をつかむことができませんでした。
 でも悩んでいても仕方がないので、Sさんをはじめとする先輩たちにとにかく相談しまくりました。「○○さんならこの場合、どういう風に言いますか」と聞いているうちに、悩みながらも自然と自分なりのスタイルでやり取りができるようになってきたと思います。
S 確かに、時間をかけて自分のスタイルを作っていくしかないと思う。私は同じ部署の後輩や店舗のスタッフと接する時、モチベーションを上げてもらうためにも「こうしたい」「これをやってみたい」という相手の気持ちを大事にしているけれど、自分の普通(当たり前)と相手の普通(当たり前)は違うから、どうしてもズレを感じることはある。そういう時はまず相手に最大限歩み寄ろうとしてみて、それでもやっぱりそのズレが決定的なら、説得材料を集めた上でこちらの考えや意見をぶつける、って感じかな。

自分の「好き」の事業化を目指す!

I 今後のこととしては、引き続き新規出店の際の宣伝・販促に努めつつ、それ以外の店舗開発業務に関しても経験を重ねて知識をつけて、いずれは店舗開発のエキスパートになりたいです! また、店舗運営・管理の面でも、来店していただけるお客様だけではなく、店舗スタッフも楽しく働きやすい環境を整えていくために尽力していきたいと思っています。
S 私は立場上、事業予算や中期経営計画を作る業務も担うようになったので、これからはより経営目線で店舗開発業務全般を手掛けていきたいと思う。あとは、エニタイムフィットネスの他にもライフ・デザイン事業部としてこれまでにない新規事業を生み出して、会社の収益の柱にするのが夢。これまでのキャリアのなかで培ったノウハウを生かして自分の興味のある分野、自分の「好き」を事業化することにチャレンジしてみたいな。
I さまざまなエンターテイメントを手掛けているから当然かもしれないですが、うちの会社って趣味に一生懸命な人が多いですよね。部署の垣根なくお互いの趣味を通じて仲良くなったり、社内での出会いがきっかけで知らない世界に触れて趣味の幅が広がったり、といったことがこれまでたくさんありました。そのなかから新しい事業が生まれる可能性もあるような気がします。
S 実際、そうやってスタートした事業もあるよ。
I 「好き」の事業化、私も目指したいです!

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※所属は取材当時のものです。

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